二次短編小説置き場ブログ支部byまちゃかり

主にウマ娘の短編を投稿してます。基本的にあるサイトからの自作転載となります。

倒れたトレーナーが車輪の付いた担架で運ばれるそんな一幕

◇病院内 「走れぇぇぇ! ウマ娘の有象無象共に負けないぐらい速く走れ! 患者はあの、シュヴァルグランのトレーナーだぞ!」 「先生ピッピ、治療室は逆方向なんだけど」 僕は医者さんとゴールドシップさんに瓜二つな看護師と一緒にトレーナーさんを担架で運…

トレーナーをフランスに持ち帰ったヴェニュスパークのその後〜メジロやサトノのウマ娘に狙われるトレーナーと大統領

◇前回の簡単なあらすじ 王子様系イケメンラモーヌトレーナーに脳破壊されたので告白し、意気揚々とフランスにトレーナーを持ち帰るヴェニュスパーク。それを追う婚約者メジロラモーヌ率いるメジロ家。 「悲しい報告をしに来たぞって、見ないうちに弟子の目の…

仮装ヘリオスとギャンブルトレーナー

ハロウィン。東京の中心部で仮装したり、呪霊共が百鬼夜行したり、民衆が車をひっくり返したりするパーリーピーポーでデリシャスな祭りだ。 プルルルル……ピッ。 「お前どこに居るんだよ」 「パーマートレか。3連単成立しそうな位置にいて、いいところなんだから邪…

激しめの音を出しても大丈夫な物件を探している新婚シュヴァルグラン達

「筋肉君と筋肉ちゃんは裏切らない! 1110、1111、1112!」 俺はとある不動産屋で働いている、名は五十嵐筋太郎。こう見えて腹筋と結婚するぐらい筋肉が大好きだ。おっと、日課の腕立て伏せをやってたら最初のお客様がやってきたようだ。 あれ? 男の隣にい…

モフモフウマの刃〜お兄ちゃんの存在しない記憶

深夜、鋼の意志を捨てないトレーナーにキレたカレンチャンは、己のトレーナーに夜這いをかけていた。 「寝起きドッキリならぬ、熟睡媚薬注射だよ。お、に、い、ちゃ、ん」プツリ 「ガッ!? なァァァァァぁァァォォ!?」 突如、カレンチャンに脳内破壊されカ…

緊急事態を匂わす置き手紙がポツンと置かれていた

物音にビックリしつつ、僕はトレーナー室をノックした。 「……ト、トレーナーさん? 留守……なのかな……」 珍しくトレーナー室は空いていて中からの返事もなく、恐る恐る部屋に入ったけど誰もいない。 「……そうだよね。今日はお休みの日だし、トレーナーさんも…

パーマー号+クレイジーダイヤモンド=?

「サトノが私のパーマー号に乗りたがってるって? え〜やだよ〜何となく嫌な予感するし」 「それは僕も思ってた。あの子、普段からジンクスとか語ってやばい事ばかりしてるしな。嫌な予感ヒシヒシだ」 ある日のこと。サトノが己のジンクスを破るために、パー…

懺悔室の住民サトノクラウンと変態トレーナー

◇20xx年、世界は遊〇王に熱狂していた。遊戯〇以外のカードゲームは圧倒され、全ての生物がデュエリストになったように見えた。だが、非デュエリストは死滅していなかった! 今日は雲一つないのどかな天気。小鳥はさえずり、蝶は花の周りを飛んで蜜を吸う。 …

タマ「ウチの頭上に謎の数字が表示されるようなった……」

タマモクロス2。 何故か、お昼頃からウマ娘達の頭上に数字が出るようになっていた。殆どのウマ娘は0な中、タマの頭上にはテカテカと2が白く光って居座っている。 「そういや頭上の数字は経験人数を表してるってのは、創作の鉄板じゃあ有名だな。あくまで一例…

シュヴァルグランフォークボール論争。じゃけん白黒つけるため一打席勝負しようか

◇とある河川敷にて。 「伝家の宝刀、大魔神フォーク!」ズパッ! 「おお〜! この落差大きい変化球はまさしく全盛期永川勝浩のフォークだ!」 「これは僕のお父さん直伝のフォークです! はぁ……トレーナーさんの目は節穴ですか?」 「節穴なのはシュヴァルだ…

シュヴァル「ナメクジ?」トレーナー「UMAじゃね?」

地方ローカル釣り番組に出演したシュヴァルグランとそのトレーナー。 彼らは今回の釣り場、海上釣り堀にて不思議な体験をすることになったのだった…… 「撮影機材のトラブルで一時間休憩らしいよー」 「そうなんですね……」 「ま、ちょうどいい機会だし生き餌…

前回のあらすじしかない廃鉱山トロッコレース杯トレーナー争奪戦〜シュヴァルVS ヴェニュスパークVS ヴィルシーナ& ヴィブロス姉妹

◇前回のあらすじ 『この使われてない坑道は今も線路が繋がってるはず……トロッコで山の反対側へ逃げましょう』 『お姉ちゃんだけにトレーナーさんを独占させないよ〜!』 『独占禁止法で訴えるペコ☆』 『あれは、いつぞやで会ったシュヴァルんとこのギャル姉…

シュヴァルグランと混浴温泉旅行〜蝶ネクタイにメガネをかけた少年を添えて

古びた木の橋を渡って森の中を車で走らせる事数分。自分達は無事に温泉旅館へと到着した。 「ここが湯けむり温泉……トレーナーさんと一緒に……つまりデート?」 「あれシュヴァル? 急に顔赤くしてどうしたんだい? もしかして蚊にでも刺された?」 「い、いえ…

トレーナー「自分はこれから(シュヴァル家の家庭訪問に行って)殺される」シュヴァル「えっ……」

シュヴァルの実家には大魔神と童貞殺しと噂される姉妹のギャルがいるらしい。 自分は情けないことにコミュ症で童貞だ。怖くて怖くて仕方がなかった。 そんな情報を耳にしてたので今までは事あるごとに訪問を断ってきた。しかしついにやってきてしまったのだ…

ハイポーション作ってみた〜微熱キタサンに飲ませてみる

やぁ。 突然だが、青ポーションに色々栄養ドリンク組み合わせてハイポーション作っていくよ。微熱で休んでいるキタサンに飲んでもらい一日も早く元気になってほしいから。 青ポーションは常温で保存しておいた賞味期限3年ぐらい切れているものを使うぞ。これ…

メジロ家所有新築ボロアパートと木造住宅密集地帯の近くで車大炎上

早朝アルダンに叩き起こされ、隣の木造住宅にある車が物凄い勢いで燃えてることを知らされた。 ここら辺は新築ボロアパートを始めとする木造な家の密集地帯。最悪の場合、家に燃え移ってしまえばあっという間に大火になるだろう。俺の住処、このアパートもタ…

メジロ家にされそうなトレーナーと持ち帰りを決意するヴェニュスパーク

フランスへ帰国する予定の1週間前、私はトレーナーさんに告白した。 私自身面喰いなのもあるけど、留学時に見てくれた臨時トレーナーさんは一際目立つイケメンでいい匂いもするし、この人が居なくなった生活が考えられないぐらい世話をしてくれた。 そんな…

メジロパーマ『あなたは今どこで何をしていますか この空の続く場所にいますか』

「親父が倒れたから三日間実家へ帰省するってそう伝えたはずなんだけどなぁ……」 俺は愛バのお陰でそこそこ名が売れてるトレセン中央のトレーナー。職業が職業なのでトレーナーになってから親と疎遠になっていたのだが、先日親父が心筋梗塞で倒れたのでただい…

担当を増やさないだと?それを肯定する理由があってたまるか!ミラ子「失礼だな純愛だよ」

「提案ッ! 担当を増やしてみないかッ」 「タダ働きはごめんだね」 「焦燥ッ!? いったい何故だ!?」 「あー電波悪い」ピッ 相変わらず理事長は現場を分かっちゃあいない。こっちはただでさえミラ子という自称普通を語ったワガママボディを担当してるのに…

とまチョップにハマったスペトレと苫小牧を襲撃するスペシャルウィーク

とまチョップ 苫小牧市のゆるキャラでかわいい生物である。白鳥がモチーフで、ゆるキャラグランプリでは北海道一位をとった事があるらしい。調理したらどんな味になるのか気になる所だ。 【トレーナー自宅・玄関】 スペ「……」 ピンポーン! ハイハーイ!イマイキマース!…

『ドッキリ企画!』ナンジャモが素性隠して観光客をボコってみた☆

「本気の僕がジムリーダーと名乗らずに観光客をボコした後、正体を明かしたら観光客はどんな反応をするかドッキリ!」 配信開始とほぼ同時にチャンピオンからメールが届いた。仮にもジムリーダーがこんなことしていいのかと。 「いきなり水を差すオモダカ氏…

クラウンだけの世界を作るんだ。親御さんに挨拶しにいこうクラウン

「ナーヴギアでクラウンをVR世界に閉じ込め、クラウンだけの世界を創るっ!? そんなこと出来るわけねえだろ!」 「傲慢だな。君もやろうと思えば出来るだろキタトレ」 「なわけないだろ!?」 クラウンを睡眠薬で眠らせて、何処かに連れ去ろうとするクラト…

記憶喪失クラウンとトレーナーの膝に座るシュヴァルグランα一般通過空飛ぶ鯛

クラウン?「遊戯王ってなんですか?」 キタサト「ええっ!?」 「ていうか……ここはどこですか?」 「……エエエエエぇぇぇェェ!?」 クラウン記憶喪失事件。何もせず外でぼーっとしていたクラウンを心配したキタサトによって発覚したその事件。クラウンは何…

シュヴァルグラン&何も知らないトレーナーVSデリヘルVS親友

ブッキング 「俺の友達にウマ娘のトレーナーがいるんだけどさ。そいつ根っからのコミュ症だから、ずっと女の子に誕生日を祝われたことなかったんだって」 「お前が言ってるのってアイツだろ。でもさ確かシュヴァルグランを指導して3年目じゃなかったか? ア…

理事長はやられたしお友達は分裂暴走しているけどヴェニュスパークは止まらない

「理事長がやられてる……だと!?」 理事長に呼び出されてきた俺は絶句した。理事長は気にしなくてもいいとして、なんかカフェに似た幽霊達が一フロアを占領している光景が見えたから。 理事長曰く、ことの発端はタキオンの薬が原因でカフェのお友達から善と…

名も無き三人のウマ娘

遥か昔 有名な三人 のウマ達が 長い 長い 旅をしていた 芦毛は賢く 黒鹿毛はデカく 栗毛は〜素早い ウマさん達は 激しく荒れる 大海原を 力合わせ 越えることにした 芦毛はベロを出し 黒鹿毛は二人乗せ 栗毛は素早い 芦毛の娘が ゴルシ帝国へと誘ったのだ デ…

ツチノコを探すメジロ家募集のバイトに参加するなの!

◇ツチノコ。日本に生息すると言い伝えられている未確認動物(UMA)のひとつ。 横槌に似た形態の、胴が太いヘビと形容される。 北海道と南西諸島を除く日本全国で“目撃例”があるとされる。 フウトレ「それで、なんで僕たちはメジロ家屋敷の玄関前に呼ばれたん…

キタサンブラックが事後報告地方出張置き手紙を見て絶望する話〜一方その頃トレーナーはデジタルと遭遇していた

ピクニックで山に来たあたし達は目的地のため道幅が狭くなっている崖の上を歩いていた。 するとトレーナーさんが足を滑らせたのか滑るように崖から落ちた。あたしは間一髪トレーナーさんの右手を掴んで完全に落ちるのを阻止したのだが、それと同時にトレーナ…

一口クラウン ヤバそうなお札

あれは蝉も己の身の危険を感じてミーンミーンと鳴かなくなるほどに暑い真夏日。引っ越しを終えた俺は都内の暑さに驚きながら成り行きで手伝ってくれたクラウンとアイスを食べ、雑談していた。 夜になり掃除もひと段落した頃。クラウンと俺は時間を忘れカード…

一口クラウン 怪談話呼び辻

怪談好きなトレーナーから聞いた話。日本の何処かに呼び辻っていう十字路があるらしい。目印は真っ赤なポスト。 「あら? 前にトレーナーが言ってた十字路に、左手には真っ赤なポストがある怪談話みたいな道に出たわね?」 そこを通りかかると後ろから誰かを…