2024-01-01から1年間の記事一覧
トレーナー室の机の上にシュヴァルグランへという手紙が置かれていた。トレーナーさんは朝から不在。この展開、前にもあったなと懐かしみながら手紙の中身を見る僕。 『シュヴァルグランへシュヴァルがこれを読んでいるということは、自分はもう学園には居な…
ある休日。 とある方とシュヴァルの尊みを語り合うため、音楽室に来ていた。そのとある方はデジタル先生だ。 デジタル先生とは、とあるコミケで出会った。その時の先生は絵師顔負けレベルのヴ姉妹同人誌を売っていて、それを見つけたぼくが即決で三冊購入。…
クリスマスイブ、シュヴァちはクラッちとカラオケ屋に、私はシュヴァちのトレちと一緒にコンビニ巡りしていた。 「ショッピングもね☆トレち〜!」 「勿論行くよ。最近できたホテルの中にある服屋だよなOKOK」 コンビニ巡りと言っても何もむやみやたらに回る…
姉さんやヴィブロスを始めとした色んな人達がサポートしてくれて、晴れて正式にトレーナーさんと同棲することになった。キタさん、クラウンさん、デジタルさん、本当にありがとう。 そして早速だけど、助けて…… 「すまん、今日は用事があってね。明日でいい…
「丁重にお断りします」 「驚愕、何故断るんだブライトトレーナー! まさか……既にメジロ家と話をつけてるのか!?」 「話をつけてるっていうか、『ブライト以外担当する気は無い』という通達をメジロ家へ送りつけたりはしましたね。勿論、当主様含めて反発は…
シュヴァルグランが現役を引退してしばらく経った頃のこと。 シュヴァルの元トレーナーになった俺は1人で海へ行き釣り糸を垂らしていた。 ◇ 今日は何故かフグばかり獲れた。それも例外なく体をまんまるに膨らませて威嚇してくる個体ばかり。今この場で掻っ捌…
◇ストーカーに悩んでいたシュヴァルグランは信頼できる大人、トレーナーさんとヴィブロス•ヴィルシーナに相談していた。そして…… 「追い詰めたぞ。シュヴァルに付き纏う変態野郎め!」 「シュヴァちをストーカーするなんていい度胸してるねおじさん♡一生独房…
「どうして君がここにいる?」 「お見合い相手が私だからよ。何か問題でも?」 「問題しかないな。まず一つ目。俺はクラウンに実家を教えたことはないはずだ。それを踏まえて、なんでここにいる?」 「もちろんサトノ家の力を借りたわ。俗に言う虎の威を借る…
最近、ヴィブロスにも念願のトレーナーさんがついたらしい。 「よろしくお願いします先輩!」 「お、おう。よろしく」 ヴィブロストレはモデルに出てそうなスタイル抜群の美女だった。そして現在、ヴィブロストレは挨拶と称して僕のトレーナーさんを芳醇な身…
自称変わり者の寝言。それを無性に聴きたくなったのは何故だろう。トレーナーだからなのか。それとも私の気まぐれなのか。 私のことなのに、分からない。 「薬の効果ちゃんと効いてるねクラちゃん! このあとどうしちゃおっか? 私がよく使ってる監禁にうっ…
こんな夢を見た。 江戸の怨霊『いゆかんちんちお』が栗毛寺の山門でシュヴァル像を刻んでいる評判を聞きつけ、行ってみると、既に大勢の人が集まっていた。 栗毛寺の山門は、フォークと野球ボールが不規則に飾られており、平成の世に作られた建物と思われる…
気がつくと私は何の脈略も無くぬいぐるみになっていた。試しに手を動かそうとしたが、その意思に反してピクリとも動かせなかった。 (ふふっ、なるほどね〜意味が分からないことが分かったわ。もしかして新手の転生かしら? 『転生したらぬいぐるみでした』と…
メジロ家に保管されていた『打首獄門古代兵器』それが今朝、ケーキを追いかけていたマックイーンの手によって封印が解かれてしまったらしい。 『打首獄門古代兵器』は危険だ。ウマ娘よりも速い時速80㎞で動き回り、さらに半径3m内に入ったすべての生物の首を…
担当の妹、シュヴァルグランがジャパンカップで悲願のG1初勝利をもぎ取ってしばらくした頃。担当の計らいでシュヴァルトレに会う機会に恵まれた。 「もしかして義弟くんにも例の質問するのかしら? 私としては恥ずかしいからやめてほしいんだけど」 「いくら…
◇先着250名限定『爆弾カロリーパフェ』を巡って、とある姉妹が高次元な追いかけっこしていた。 「せーの! 触ったら逮捕〜! パフェに手を♪ お、姉、ちゃん、ごめんなさ〜い!『ごめんなさい』が聞こえない〜? え〜! 粛正! パフェ神! フルーツモリモリレ…
「はぁはぁ、ダイヤさん……仮に僕がトレーナーさんに契約解除ドッキリしたとしてなんになるんだ」 「上手くいけばトレーナーさんと良い雰囲気になって、男女の関係へ名実共になれちゃいます!」 「本当に?」 「無い。100%無い。それは断言できます!」 その…