二次短編小説置き場ブログ支部byまちゃかり

主にウマ娘の短編を投稿してます。基本的にあるサイトからの自作転載となります。

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

一口クラウン ヤバそうなお札

あれは蝉も己の身の危険を感じてミーンミーンと鳴かなくなるほどに暑い真夏日。引っ越しを終えた俺は都内の暑さに驚きながら成り行きで手伝ってくれたクラウンとアイスを食べ、雑談していた。 夜になり掃除もひと段落した頃。クラウンと俺は時間を忘れカード…

一口クラウン 怪談話呼び辻

怪談好きなトレーナーから聞いた話。日本の何処かに呼び辻っていう十字路があるらしい。目印は真っ赤なポスト。 「あら? 前にトレーナーが言ってた十字路に、左手には真っ赤なポストがある怪談話みたいな道に出たわね?」 そこを通りかかると後ろから誰かを…

トレーナーが崖から落ちる話

ピクニックで山に来た私達は目的地のため道幅が狭くなっている崖の上を歩いていた。 するとトレーナーさんが足を滑らせたのか滑るように崖から落ちた。私は間一髪トレーナーさんの右手を掴んで完全に落ちるのを阻止したのだが、それと同時にトレーナーさんの…

クラウン「月が綺麗じゃない」トレ「そうかな?」

「たまには夜の散歩も風情を感じれていいなぁ」 「そうねえ……あっ。今日は満月じゃない!」 「ああ、本当だ」 「月が綺麗じゃない」 「え? そうかな?」 「あ、あれ? もしかしてピンと来てないのかしら? 一世一代の大勝負に出たのにそんな……」 「んー? …

走れカツラギエース 名君になったCB

こんな夢を見た。 いいや夢を見てる場合じゃねぇぇぇ! 改めてカツラギエースは激怒した。必ず、かの盟友ミスターシービーを攫った邪智暴虐の王をぶちのめすと決意した。 エースの実家は農家である。木々を薙ぎ倒し、羊と遊んで暮らしてきた。けれども田舎の…

グランのアトリエ〜常黒のクラウンと秘密の研究所

シュヴァルグランは釣りと野球観戦という趣味の他に、最近絵を描き始めた。 きっかけなんてものは無い。興味本位で絵を描いてたらいつのまにか魅力にハマっていただけなのだ。 ちなみに絵の内容はというと、ほとんどがトレーナーの顔である。何故か無意識に…

このあとワンダーアキュートはトレーナーと結ばれます

◇とある居酒屋にて 「アキュートが20歳か。君を受け持ってからもう5年経つとか、君が今も大きな怪我も無く現役生活を続けていることを5年前の自分に教えても多分信じてくれないだろうなぁ」 「そうじゃねぇ……あの頃のトレーナーさんはてんやわんやじゃったし…

担当の男性観を守りたかったトレーナーと手遅れカレンチャン

カレンチャンの専属トレーナーになってから3年目のある日。ウマ娘とは適切な距離感を保つ事が大事だと酒仲間の先輩に教わった。 今更何を当たり前のことを、と思ったが彼女達との距離感を誤り寿退職するトレーナーはそこそこいる。実際新人で右も左も分から…

メジロブライトの優雅なる日向ぼっこ

「ぽわゎゎゎゎゎぁぁぁ」 「トレーナーさん。星が綺麗ね……」 「アヤベさん! まだ日中ですよ!?」 一方その頃、アドマイヤベガのトレーナーは部屋で仮眠していた。 ◇ 「ぽわゎゎゎゎゎぁぁぁ」 「ダイヤの脊髄反射的求婚活動を止めるよう説得して欲しいで…

栗東寮に空き巣するトレーナーとエイシンフラッシュ

深夜2時。静寂しきった栗東寮に忍び寄る怪しい影が一つ。 「マルマイン! ノーマルテラスラル+ハチマキだいばくはつだ!」 突如現れたマルマインは速やかに爆発四散し、ついでに栗東寮全域のガラスが破壊された。 マルマインといえば節操無く爆発するイメー…