名も無き三人のウマ娘
遥か昔 有名な三人 のウマ達が
長い 長い 旅をしていた
芦毛は賢く
黒鹿毛はデカく
栗毛は〜素早い
ウマさん達は
激しく荒れる 大海原を
力合わせ 越えることにした
芦毛はベロを出し
黒鹿毛は二人乗せ
栗毛は素早い
芦毛の娘が
ゴルシ帝国へと誘ったのだ
デカい娘が
二人を運ぶと誓ったのだ
栗毛の娘が
二人を交互に
素早く見たのだ
恐れず進む三人に海は怒り狂って
山のような波を起こした
芦毛は波に乗り
黒鹿毛は波に耐え
栗毛は素早い
デカいウマも 限界で
三人のウマ達は
暗い海に 放り出された
芦毛は波に乗り
黒鹿毛は呑まれ
栗毛は素早く
賢い芦毛は
波に乗って月を目指した
デカい黒鹿毛は
普通に海を歩き出した
素早い栗毛は
船の破片にしがみついた
<間奏(口笛)>
もう会えないと泣きながら 頑張るウマさん達の 足掻く様を太陽は見ていた
芦毛は 波に乗り
黒鹿毛は 海歩き
栗毛 は素早い
遥か昔 有名な三人のウマ達に 奇跡起きた物語
一人は賢く
一人はデカく
一人は素早い
賢い芦毛は 形を変えて月になった
デカい黒鹿毛は 海に打ち勝って島になった
素早い栗毛は 運良く浜辺に打ち上げられた 打ち上げられた
そして 月の芦毛は やがて鳥になって ゴールドシップとなった
島の黒鹿毛は 長い時の後 大陸になった
素早い栗毛は 走り続けて スズカになった
ゴールドシップは 国を作って 文明を生んだ
そして サイレンススズカ は 速さを求めて 巨乳を捨てた
貧乳スズカは 最速求めて 大逃げかました
大逃げスズカは 走り続けて そう チータになった
チーターに似た顔になった
