布団の上に寝転びながら外風で軋む窓を意味もなく眺めていた。不思議と退屈はしなかった。 「そういえば、こんな静かな夜を過ごすの何年振りだろ……それはそれとして眠くないなぁ。ボケっとするくらいだったら、テレビつけてみるか」 碌に使ってないせいか埃…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。